はい、インストールのメモです。基本的なことしかかいてないし、下手するとぐぐったほうが最適解あるかもね。
仮想PCの場合、VirtualBoxなら「システム」-「EFIを有効化」、VMware系ならvmxファイルに firmware="efi" なおまじない追加が必要です。
※2021/03/20時点で、個人的にはVBOX+EFIでのインストール後のブートに失敗しています。
パーティションはGPTで確保します。ベーシックパーティション (MBR)ではないので注意。
いずれも、参考サイトがEFI/GPT前提にしてるところが多いためで、BIOS/MBR構成の場合は読み替えが必要です。
というわけで MBR版もメモった
ArchLinuxの公式wiki経由で最新のISOをぶんどってきます。リンク切れしてることもままあるので、日付の部分をディレクトリ上部にさかのぼってから最新の年月の01日のやつとってくるといいです。
root@archiso ~ # _
こんなかんじのプロンプトがでてきたらスタートです。え、インストーラは? とおもうかもですが、Arch の場合、Ubuntu / CentOS 等でおなじみのGUIなインストーラはないみたいです。
# loadkeys jp106 (日本語キー設定) # timedatectl set-ntp true (NTP同期スタート) # timedatectl set-timezone Asia/Tokyo (EFI/BIOS時刻を日本時間準拠に) # timedatectl status (日本時間設定とNTP同期ONの確認)
仮にこういう構成を考えます。実機にていれる場合はSSD/HDDの内容を確認したうえでフレキシブルに考えたほうがいいかも。このwikiメモでは仮想PC (HDDは80GB前後)で記録しているのでこんなふうになってます。
# fdisk -l
パーティションリストを表示 (-l は L の小文字) /dev/sda とかでてるやつをえらぶ。
# fdisk /dev/sda Command (m for help) : g (GPTでパーティション作る。dosシグネチャ消すよとか赤字警告でるけど w で書いて一度抜けて再度入るとOK) Created a new GPT Disklabel (GUID: XXXXXXX) Command (m for help) : p Disklabel type: gpt Command (m for help) : n 新規パーティション作成 パーティションナンバー1~128の入力を促されるが、1=BOOT 2=/ 3=swapでいきます。 ファーストセクタ2048、ラストセクタ +512M。 Command (m for help) : n 新規作成その2。ファーストセクタは既定値、ラストセクタは+64G Command (m for help) : n 新規作成その3。ファーストセクタは既定値、ラストセクタは+4G Command (m for help) : p 一覧表示。全部Linu filesystemになってて大変なので書き換える。 Command (m for help) : t 1 指定 エイリアスは L でリストだして1 EFI System が適当とわかるので 1 Command (m for help) : t 3 指定 19 Linux swap を指定 Command (m for help) : p 512M EFI System 64G Linux filesystem 4G Linux swap
以上おわったら w でfdisk書き込んで抜ける。
# mkfs.vfat -F32 /dev/sda1 ブートパーティションは FAT32。 # mkfs.ext4 /dev/sda2 sda2 は Linux ジャーナリングファイルシステム。 # mkswap /dev/sda3 # swapon /dev/sda3 スワップ作ってつかいはじめる。 # mount /dev/sda2 /mnt # mkdir /mnt/boot # mount /dev/sda1 /mnt/boot # mount | grep /mnt これでマウントは完了。 # df
再起動後のパーティション構成を保存。
# genfstab -U /mnt >>/mnt/etc/fstab
# arch-chroot /mnt ルートが /mnt になる # pacman -S grub efibootmgr ブート関連の基本導入
# grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=/boot --bootloader-id=boot # grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
# passwd
これでパスワード(root)を登録。そうしないと締め出されます。